真性包茎セルフケアの落とし穴 避けるべき間違い
包皮の裂傷によるダメージを防ぐ
完全に亀頭が露出しなくなった状態を改善するために、包皮を強引に引っ張ることで伸ばそうとする人もいますが、無理に力を加えようとするのは危険です。痛みを感じるほど強い力で包皮を引っ張ると、内部で裂傷ができてしまい傷口に菌類が侵入する可能性があります。
真性包茎になった人の包皮に炎症が起きると、医師の治療を受けなければ炎症が治らない場合もあるので注意してください。包皮だけではなく亀頭まで菌類に感染してしまい、尿道や精巣の炎症が起きることで激しい痛みを感じるリスクもあります。
包皮を伸ばすことで真性包茎を自分で治すつもりなら、強い力が必要だと勘違いせずに優しい力で皮膚を伸ばすことが理想的です。真性包茎の状態によっては自分で治すのは困難なので、専門医に相談する必要があります。自分で治すことを重視していると炎症のリスクが増して、炎症によって亀頭の色合いや形が変化することになりかねません。
刺激が少ない洗剤を使って亀頭の汚れを
多くの汚れが包皮の中に溜まってしまう真性包茎は、洗浄力が強い洗剤などを使う必要があると勘違いして、亀頭にダメージを与える人もいます。亀頭の洗い方の間違いを正さなければ、洗剤の刺激によって皮膚に炎症が起きる事態になりかねません。
皮膚が乾燥した状態で放置すると亀頭のバリア機能が低下してしまい、小さな刺激でも傷ができるリスクがあります。傷が小さくても菌類に感染する確率も高くなるので、傷を作らないのが真性包茎のセルフケアで意識したい点です。
真性包茎のセルフケアで股間を洗浄するのなら、保湿力で優れる石鹸などを使用することで、皮膚が乾燥しないように対処できます。pHバランスが中性と記載されている石鹸を使うと、皮膚のバリア機能を保つのも難しくありません。
菌類の感染を防止するために抗菌作用で優れている、アロエベラなどの素材を使った石鹸も、真性包茎のセルフケアに向いています。洗浄力が強いものを選ぶのは間違いだと考えて、医師の指導に合わせることが自分で治すためには重要です。
まとめ
亀頭が受けるダメージを減らすためには、真性包茎のセルフケアの間違いを正す必要があり、包皮を強引に伸ばすのは特に危険な行為です。汚れに落とし方にも注意しなければ、洗浄力が強い石鹸などを使ったことが原因で、菌類に感染して炎症が起きる場合もあります。
自分で治すことを意識して真性包茎のセルフケアを始めるなら、皮膚のバリア機能を保つことを重視してください。pHバランスで優れる石鹸などの皮膚に優しいもので亀頭を洗うだけでも、真性包茎の負担を減らせます。